意識的に行いたい足の筋力保持

運動をしないでいると、年齢に関係なく筋力は低下します。特に年齢を重ねるごとに筋力低下は進み、高齢者になるとさらに低下する割合が高くなるのです。運動をせず筋肉量が低下すると運動能力だけではなく、日常生活を送るために必要な活動能力にも影響を及ぼします。これらは高齢者になるほど影響が大きく、転倒しやすくなり打撲やねんざ、骨折などを引き起こす原因にもなるのです。

人が活動するには足の存在は重要で、体のバランスを保ったり、歩行速度が速い人ほど生活機能が低下しにくいことがわかっています。このように筋力の低下が著しい高齢者にとって足の役割や関係は大変重要なものであり、足が弱ることによりバランス感覚の低下や脳血管障害、心臓血管障害などと関係があるのです。

高齢者が足の筋力や運動機能を保つためには運動だけではなく、肉や魚などに含まれるたんぱく質や野菜や果物に含まれるビタミン類などを摂取することも重要です。また、足の血流を促したり足の爪に配慮したりするフットケアも欠かせません。適切な量を摂取し栄養のバランスを保ち、運動を自分の出来る範囲で毎日継続することは、一見簡単に思えるかもしれません。しかし継続は簡単ではなく、断念してしまうことは誰にでもあります。

しかし高齢者にとって足は健康を保つためにとても重要であり、自分の足で動くことは介護予防にもつながるのです。いつまでも健康でいるためには体力保持や栄養バランス、運動やフットケアによる足の強化などは必須です。